でびこのチクチクちまちま生活


手作り大好きでびこのちくちく・ちまちました生活記録です
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『めがね』

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小林聡美主演・荻上直子監督『めがね』見てきました。

大好きな『かもめ食堂』と同じ組み合わせで、脇を固める俳優陣も『かもめ~』やテレビドラマ『すいか』を彷彿とするおなじみの顔触れとなれば、見ないわけにはいかないのよ~。

これから見る方もいると思うので、ネタバレはすでに出演者のインタビューなどで既出の事に留めますね。


感想としては、ただただ一言

「ゆるーい!」


まじで全編ゆるゆるのままで、物語のアップダウンや特別なエピソードもほぼ無し。

小林聡美さんがこの映画のCMで「旅をするように観てください」って言いますけど、ほんとに一緒に南国の砂浜でたそがれてる錯覚に陥ることができます。


そしてなにより、荻上監督作品は食事がものすごくおいしそう!!

決して豪華な食事じゃないけれど、清潔で丁寧で手間はかかっていて、気持ちがこもってる食事。

取りたて野菜、自分で漬けた梅干し、釣ったばかりの魚、鍋の前で腰に手をあてて見張りながら茹であげた小豆を使ったかき氷…。

新鮮な食材を一番おいしい食べ方で堪能する感じがほんとに垂涎ものです。

一番美味しそうだったのはでっかい伊勢海老を蒸したのを一人一尾無心にかぶりつくシーン。

思わず声に出して「うっまそー」と言ってしまいました・笑


この映画のキーワードは「たそがれる」

毎日あくせくしてることに慣れちゃうと、うまくたそがれられなくなりますよね。

そんな小林聡美扮するハルミが、最後上手にたそがれられるようになる頃には観ているほうもゆるーくなれてるんじゃないかな。


ただね、エンドロールが終わって明かりがゆっくり付くか付かないかの瞬間に、たくさんの観客がスクッと立ち上がって足早に映画館を後にするのに、私はちょっとビックリ・笑


「おーい!みんなー!今観たよね?!ちょっとさー伸びでもして、のんびり行こうよ、今日ぐらいさぁ!」と叫びそうになりましたとさ。

都会人がユルユルになるねは一筋縄ではいかないんだな。トホホ。


余談ですが、主人公ハルミがうまくたそがれる為に浜辺で編み物を始めます。

赤い細いモヘアの毛糸で、ただひたすらにゆるーい細編みを長ーく編み続ける。
春の南国の青い美しい海を前に、真っ白な砂浜で赤い毛糸がとっても美しい。

わたし的には、細編みってとこに妙に納得。
棒針編みではなく、かぎばりで模様もなにもない細編みを無心に延々と編む行為が、ハルミが気持ちを切り替えるきっかけの一つになる。

女性の監督らしいなぁとなんだか一人嬉しくなっちゃいました。

さらにエンドロールに「編み物:タカモリトモコ」とあってまた感激。
現在ある編みぐるみの本はほぼこの方の著書と言ってよい、編みぐるみ界の重鎮(?笑)です。



あと劇中のオリジナル体操「メルシー体操」笑えます!


毎日あくせく旅にも行けないって都会人の皆様は必見です。


変わりもん 万歳!
こま編み  万歳!
もたいまさこ  万歳!
by devi-white-lotus | 2007-10-12 10:20 | 想うこと
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